BBSより・・・
22日大田文化の森リサイタル 投稿者:C. ハーモニー 投稿日: 6月23日(月)02時45分34秒
はじめまして。ピアノを趣味で弾いているC.ハーモニーと申します。
このホームページを見て、22日の大田文化の森のリサイタルを聞いてきました。
ヨーロッパをまわってから、2日前に来日して疲れていたそうですが、
とてもすばらしい演奏でした。特に後半は、ピアノの音もホールになじみ、
ウィリアム・テル序曲には圧倒されました。(満席の会場の方全員が!)
アンコールには、ショパンを6曲も弾いていただき、感激でした。
最後の木枯らしのエチュードを聞いて、CDを買った方もたくさんいました。
そしてサイン会には、長い列ができていました。
21日に発売になったリストの協奏曲のCDも販売されていました。
プログラムか、アンコールにリストの曲があれば、もっとPRになったように思います。
個人的には、アンコールのショパンのエチュードは弾いたことのある曲もあり、
たいへんうれしかったです。
このホームページのおかげで、地元でこのようなすばらしい演奏と、すてきな笑顔に
出会えて、ほんとによかったです。ありがとうございました。
みなさん、文化の森の節はたいへんお世話になりました。
生ゲキチさんははじめてです。
小指の畳み方や喝采に応える手の振り方など、ホロヴィッツを思い出しました。
プログラム後半がぐんぐん盛り上がって、凄かったですね。
でもアンコールのショパンエチュードがたいへんな反響だったようです。ただのアンコールではなく、解釈が掘り下げられていて完成度が高い。この点を先生に聞いてみたところ、「CDを出したいんだ。目下交渉中で、私としてはready to recordだ。来年か再来年に出したい」とのことでした。期待ですね。
by 裏、染み入る幌3つ
この日を指折り数えること○年。
ついに、ゲキチ先生の演奏会に出かけることができました。
ppppppからffffffまでのデュナーミク、一音一音変化する音色、想像を超える超絶技巧。全てが、驚異でした。このような事が、ピアノで可能なのか?
限界を知り、限界に挑むゲキチ先生の激演に、まさに耽溺状態でした。
ラヴェルの「水の戯れ」は、水の流れの変幻を、先生のアピールのひとつ、様々な音色に置き換えて、素晴らしい表現をなさっていたと思います。
去年の、「エステ荘の噴水」といい、ゲキチ先生の、水系の表現力は群を抜いて素晴らしいと思うんです。来年は、ぜひドビュッシーの「水の反映」で、水3種類揃えていただきたいです。
後半の「ウィリアム・テル」は、もう何も申しません。世界中にどれだけのピアニストがこの超難曲に挑まれるのでしょう?
最高に盛り上がったウィリアム・テルから、クールダウンしてのショパンエチュードアンコール、これまた私にとりまして、新しい世界への未知の扉が開いた瞬間でした。
最初のOp10-8の演奏が終った時の場内のどよめき、私はしっかり覚えています。無意識に自分自身ため息がでました。
演目の後半は、もう常人の理解を超えるほどの超絶プログラムでしたので、皆さま茫然自失状態だったんだと思います。
しかし8番を、あのスピードで、右手で走句を軽やかに飛ばし、左で大らかに旋律を歌うーー絶対に出来ません。なおかつ新しい声部の発見ーー。
きっと、音大生やレスナーの皆さまが我に返った瞬間に自然に出たどよめきだったと思うんです。
25-12の大洋の押し寄せるうねりーーああ、やっぱりゲキチ先生は水系が素晴らしいわ。
25-1の牧童の安堵、それから最後の圧巻木枯らし
全て、ゲキチ先生の独自の解釈、圧倒的な説得力を感じました。
本当に、一刻も早くCD音源化していただきたいですね。
これは必ずやリストの「超絶技巧練習曲」に匹敵するセンセーショナルなCDになると思います。
C.ハーモニーさま、上記のような理由で、アンコールの演目が決定したと思われます。紀尾井は、リストが3曲エントリーされていますよ。
ところでゲキチ先生、実物はお写真より(管理人様、ごめんなさい)、はるかにお若くてカッコ良かったです。お人柄もとてもおやさしくて、9度しか届かないと嘆く私を「ピアノは、手が小さくっても十分弾けます」と、励ましてくださいました。ちなみに、ゲキチ先生は11度(C→F)届くそうです。
わたしは4年生です。ピアノを習っています。
今まで、お母さんとお父さんといっしょにたくさんのコンサートに行きました。
でも、日曜のえんそうが今までで一番すごかったです。
びっくりしました。
あく手してもらって、うれしかったです。
幌3つさま、マリーグダーさま、れいさま、
マエストロ・ゲキチはすごかったですね。
私は「ロミオとジュリエット」が気に入りました。この曲はオーケストラの録音でも
(個々の曲が登場人物の誰のどんな踊りかということを想像すると)「遅すぎたり、早すぎたり」ことが多いのですが、マエストロ・ゲキチの演奏は、「ぴったり!!」なんです。これは、決定的な振り付けの版(「白鳥」のプティパーイワノフみたいな)がないこのバレエを何度か御覧になったご経験があるのではないか??と思い、改めて、「すごいなぁ」と感心しました。